豊田真由子衆議院議員のＭｒ．サンデー 独占インタビューを見て(時事・ニュース1)

昨日豊田真由子議員がＭｒ．サンデーにインタビュー出演していました。

それを見て思った事を書こうかと思います。

騒動の内容

元秘書への暴言の様子がICレコーダーで録音され、連日連夜ニュース・ワイドショーで報道されていました。「このハゲーーーーーーー！」とか「死ねば？！お前生きている意味ないだろ」とか暴言のオンパレードでした。

報道された内容は衝撃的でしたが、多くの人は、だんだん慣れてきてある種のコメディー？コント？じゃないかと半分面白がって見ていたのではないでしょうか？

その後豊田真由子議員は報道がされた時点の前か後かははっきりしませんが、体調不良を訴え入院していたようです。

それが昨日9/17のＴＢＳ番組「Ｍｒ．サンデー」で単独インタビューを受けて、国民と関係者（秘書）に謝罪したということです。

1番気になる「なぜ暴言を吐いたか」という事については

　自分が追い詰められていて余裕が無い状況の中で、自分より立場が低い、しかもミスを連発した秘書と二人きりだった時に、自分を抑える事ができずに、感情の赴くまま言ってしまったという事のようです。「どうかしていた」というのがインタビューで個人的には一番記憶に残ったキーワードです。

インタビューを受けていた時の印象

頭いい人だな～

この人やっぱり頭いいなというのが一番の印象でした。

インタビューは、宮根さんと挨拶をしてマイクを付ける場面から始まったのですが、憔悴しきっていた様子で、初めは「インタビューできんのかな？」という感じでした。

しかしインタビュー本題に入ると。宮根さんの質問に対して、理路整然と言葉を選びながら答えていました。しゃべり方、しゃべるスピード、出てくるワードを見てると、ああエリートっぽいなと思いました。

豊田議員の経歴を見ると

中学・高校⇒桜蔭中学高校・・・女子御三家

大学⇒東京大学法学部卒業・・・日本最高学府　文系では一番難しい

大学院⇒ハーバード大学・・・世界一難しい大学

勤め先⇒厚労省・・・俗にいうキャリア官僚

完璧エリートコースまっしぐら！頭がいい事は、経歴が証明しています。

自分だったら絶対にこんなミスはしないのに、なぜミスをするんだ？

こうすれば効率的なのになんでそうしないんだ？と自分以外の人が無能に見えてしまったのでしょう。自分の思い通りにコントロールできないフラストレーションの矛先がその人に向かってしまったようです。

頭がいい人は、そうではない人の気持ちがわかりづらいのかもしれません。

弱い人

インタビューでは豊田議員の人生について触れる事もありました。

小さいころから自己肯定感が薄かったようです。その反動でこんなんじゃだめだ！もっと努力して、皆に認められなくちゃという他人からの承認欲求も強かったようです。

だから普通の人ができない努力をしてあれだけの経歴を築けたのでしょう。しかし裏側には弱さが垣間見えます。

　この承認欲求、度が過ぎるととても厄介で、他人にも自分と同じレベルのことを要求するようになります。私はこんなに頑張っているのに何で他の人は何もしていないの？　ってやつです。

別のインタビューに出ていた元秘書の内の一人によると「横断歩道の表示が薄くなっているから直してくれと支援者から要望があった時に豊田議員自ら作業をした」らしいです。

「自分に直接来た依頼だから自分がやる」と国会議員としてやらなくてもいい仕事をやってしまう。そんな事が重なっていくと私はこんなに頑張って働いているのに、秘書は休みをとる時間があるみたいに思ってしまうのでしょう。

これでは秘書の立場が無くなってしまいます。

自分のやるべき仕事以外の仕事も抱え込むということは、周りの人の事も考えると良くないのですね。

国会議員を辞めるべきなのか？

豊田真由子議員は既に自民党から離党していますが、国会議員を辞めている訳ではありません。インタビューでも国会議員として復帰し、地元と国のために尽くしたいとはっきりと意思表示していました。

僕は国会議員として続けてもいいんじゃないかと思います。

これだけの経歴でキャリアを積み上げ、これだけメディアや国民からたたかれるという経験をした国会議員は、なかなかいないでしょう。ある意味貴重です。

本人は努力を惜しまない、というかし過ぎる人でしょうし、これだけたたかれて、注目されて同じ轍を踏む人には見えません。何よりもったいない。辞めたら補欠選挙でまた税金が使われるし・・・

ピンチはチャンスです。今回の経験を生かして、このまま国会議員をしてもらった方が国にとってもプラスになるのではと考える今日この頃です。

ちょっと甘いかな？

だまされてるかな僕？

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

（Thank you very much for reading a blog to the end..）

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