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出世したい?出世を損得勘定で考えてみた(サラリーマン考察4)

サラリーマン気楽な稼業といえね~よ!(出川風)

「出世」・・・主任、係長、課長、部長、執行役員、取締役、社長、会長

「優秀で仕事ができ」、「上から気に入られる」サラリーマンは、どんどん会社内での地位、給与が上がって行きます。それと共に責任の量や範囲も広がります。

 

出世はサラリーマンの夢だと昔は言われていたみたいですが

実際どうなんでしょうか?ちょっと考えてみます。

 

ちなみに僕はたろうかちょうですが、課長ではありません。平社員です。

 

出世にするといいこと

 

給与面

 

 出世すると大抵の会社では役職がつき役職手当が支給されます。

ちなみにうちの会社だと課長で3万円、部長で4万円という感じです。

一方で管理職は残業代がつかない事も多いようです。

残業が多い部署の場合、給与が下がったということもあるようです。

 

プライド

 

 役職がつく事は会社からある一定の評価を得た事になります。そのことで承認欲求が満たされ、プライドを保つ事ができます。

 

信用力アップ

 

 出世すれば外部からの使用力もアップします。営業さんだと名刺に役職名が書いてあれば、会社としての意思決定権限がある事が、相手にも伝わります。噂によると一部上場企業の役員しか持てないクレジットカードとかもあるようです。

 

やりがいのある仕事

 

 仕事の権限が増えるので、大きな仕事を自分の権限でできるようになります。その仕事が成功すれば成果も大きいでしょうから、大きな達成感を味わえます。

 

人としての成長

 

 管理職は多くの場合、部下を持つことになります。部下はなかなか自分の思い通りになりません。そんな部下の成長を促し、時にはしかり、時には誉めたりとしていくうちに、人間としての寛容さを身につけていくことができると思います。

 

出世に伴うリスク

 

責任増加

 

 権限には責任がつきものです。

 部下の仕事の責任も監督責任という形でとらなければなりません。部下のミスは上司のミスってやつです。

 権限拡大はすなわち、仕事範囲・規模の拡大なので必然的に責任も大きくなります。

僕がいろんな役職者をみていると、たいてい権限以上の責任を負っている人が多い気がします。

 

人間関係のリスク

 

 例えば部下を指導するために、時には叱責しなければならない事があります。

言われた相手が仕事だと割り切ってくれればいいのですが、時々感情的に受け取ってしまう人もいます。そうすると人間関係が悪化、場合によってはパワハラだと訴えられるリスクもあります。立場が上になるからこそ起こりえるリスクです。

 

政治活動

 

 管理職である以上、その部門の代表者でもあります。

代表者として他部門と渡り合わなければならないです。仕事をスムーズに進めるためにはいわゆる本来の仕事の本質とは無関係の政治活動を行う事が重要になってきます。

それが上手いか下手かによって、自部門の仕事の量が変わったりするので結構責任重大です。

 あんまり得意としている人はいないのではないでしょうか?

 

自分の時間減少

 

 「部下の教育と評価」「自部門の予算管理」「他部門とのすり合わせ」など管理職の仕事が増えます。ただでさえ仕事を抱えているのにプラスでやらなければならない仕事がある。

 必然的に自分の仕事に割く時間が無くなります。

 

出世しないことのリスク・不利益

 

リストラ対象

 

 中高年になって平社員でいると、年下の上司からしたら扱いにくいです。またいつまでも平社員でいる事は周りから仕事ができない人だと思われる可能性もあり、リストラの対象となるかもしれません。

 

周囲の目 名誉・プライド

 

 中高年まで平社員だとリストラは無くても、周りから仕事ができない人だと思われてプライドが傷つく事もあります。特に同期がどんどん出世していく中で給与も差がつき、みじめな気持ちになるかもしれません。

 

会社が利益追求、なら従業員も損得判断

 

 出世することのメリット、デメリットを考え付く限り挙げてみましたが、結局は会社によるのではと思います。

会社の最大目的は利益追求です。採算が取れない事業からは撤退しますし、従業員はリストラされます。

であるならば我々従業員もしっかりと損得で、その会社で出世するかしないかを判断すべきです。

 

出世したくないとはいわないけど・・・

 

 僕は「出世したくない」とはいいません。自分に不利益にしかならないですから、周りの評価が下がる事は目に見えています。

しかし今の会社で出世しようとは微塵も思いません。(というかできないし)

今の上司を見ていても、忙しさ大変さに、毎月3万円の課長手当が全く見合っていないと思うからです。周りからの評価とかプライドとか仕事のやりがいとかどうでもいいですし、毎月3万円だったら平社員のままで、他の副収入を得る事を真剣に考えた方が損得勘定的にはいいです。

 例えまじめに働き、課長よりもっと偉くなって何か成果を上げたとしても、社会主義的なうちの会社では、その成果は他の従業員の給料になるか、株式会社制度の元、株主に分配されるだけだと思っています。

 

一番お得なポジション

 

 そうはいっても、中高年になってリストラ対象になるのはごめんです。毎月固定収入が得られることは何よりも大事なことです。

だとしたら、役職は無いけど、その人がいないと仕事が回らないような専門家ポジションにいる事がいちばんおいしいかと思います。リストラに合いにくいです。

 万が一リストラに合った場合でも、他社でも汎用性が効く能力を身につけて、なおかつ副業で一定の収入がある事が、これからのサラリーマン人生では必要になってくるのではと思います。             

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

(Thank you very much for reading a blog to the end..)

 

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