赤ちゃんパンダの名前はシャンシャン! パンダの飼育コストを推算してみた!!
2017年6月上野動物園でパンダの赤ちゃんが生まれました。そして9/25に名前が決まりました!
「シャンシャン」です!
かわいいんだか、なんだかよくわからない名前です。
もっと日本っぽい名前にすればいいのに・・・
ちょっと気になるのが、やっぱりお金の話・・・
シャンシャンにこれからかかるコストについて勝手に試算してみたいと思います。
あくまで勝手な試算なので悪しからず・・・
中国からのレンタル代
パンダは買えません。
中国で1500頭~2000頭程しか生息していないとされ、ワシントン条約で絶滅危惧種として保護されているからです。売買は禁止です。
ナショナルジオグラフィック日本版によれば、パンダのオス・メス1頭ずつ計2頭をレンタルするのには毎年100万ドル払わなければならないらしいです。(10年契約です。)これは上野動物園の場合東京都から中国政府に払います。パンダとパンダの生息地を保護するためだそうです。
赤ちゃんを産んだ時のレンタル代
日本でパンダが子供を産んだとしても、その所有権は中国にあります。そしてその子供にもレンタル料がかかります。ナショナルジオグラフィックによれば日本版1頭あたり60万ドルらしいです。
設備費
監視カメラ付きの飼育室など設備費がかかります。2011年に「シエンニュ」と「ビーリー」(お父さんとお母さんです)が日本に来た時に、パンダ舎の改修に9,000万円程かけたようです。「シャンシャン」が生まれた事からといって大規模改修が行われる訳では無いでしょう。しかし15年~20年といわれるパンダの寿命の内1回くらいは、パンダ舎のリフォームは行われるでしょう。
生涯で9,000万円位の設備費がかかると想定します。
人件費
「シャンシャン」の面倒を見る飼育員が何人かわかりません。ここは完全に推測ですが3人くらい付くとします。飼育員の平均年収(これも推測)400万×3人で年間1200万円、獣医が1人ついて大体年間600万円位かかると見込みます。
餌代
主食はタケ(華桔竹、冷箭竹、傘竹、金竹)で、他にもニンジンやリンゴ、パンダダンゴと呼ばれる穀物粉の固まりみたいなのを食べるらしいです。一日に15~25kgものタケを食べるようです。(4000~5000カロリー程)
日本経済新聞によると1日1万円~1.5万円のエサ代かかるようです。
総計(年間経費)
レンタル代・・・ 60万ドル≒6700万円
設備費・・・9000万/20年≒450万円
人件費・・・1800万円
エサ代・・・1.5万円×365日≒540万円
合計・・・9490万円
その他電気・水道代や医療費等々含めて大体1億円くらいでしょうか?
藁ながらざっくりしすぎ~~~
コストを上回る経済効果
関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算によると
「シャンシャン」が生まれた事によって、
- 上野動物園を訪れる人々が増え、入園料、飲食費、お土産の購入をする。
- パンダの赤ちゃんを見る為に訪れた人々が、周辺地域での食事、パンダグッズの購入をする。
- 上野動物園や周辺企業などで働く従業員やアルバイトの収入が増え、その分消費が活性化する
などで260億円を超える経済効果が見込めるようです。
まさに「客寄せパンダ」による経済波及効果ですね。
飼育にかかるコストなんてへみたいなものですね。
お金以外の観点でいえば、中国との友好関係の証である点や、子供たちの好奇心をくすぐるという点からも「シャンシャン」の誕生は喜ばしい事ですね。
生まれてきてくれてありがとう!「シャンシャン」
そして元気に育って、長生きしてください!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
(Thank you very much for reading a blog to the end..)
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