会計士メーカー経理サラリーマンが挑む家計管理と投資 

お金の事(貯金、節約、収入アップ方法、投資)、最近の出来事について記事にします。

経理業務がつらいと思う点 6選!

プロフィールにも書きましたが、僕は大学時代に会計学の勉強をして、現在はメーカーで経理をしています。個人的には適職かなと思っているのですが、一方でつらいなと思うこともあります。

それをまとめてみることにしました!

 

1.毎月1週目の長時間労働

 

私の会社では毎月初の第5営業日が月次決算の締切日で第1営業日からその日までとても忙しく、経理部員は夜遅くまで会社に残って仕事をします。

基本的に決算業務は最終工程の仕事です。そのため前工程の仕事の進み具合によって仕事に取り掛かれる時間が左右されます。

 

例えば何か生産に必要な材料を買うとしましょう。通常は材料が発注され、現場に納品され、仕入先から請求書が発行されます。その請求書を購買部門の担当者がチェックし、上司が確認します。その後やっとその請求書が経理に届き伝票処理を行います。

この時、材料の検収が遅れているとか、仕入先からの請求書が届いていない!とか、請求書は来てたけど担当者の机の引き出しに紛れていた!など何かアクシデントが起こると必然的に作業のスタートが遅れてしまいます。その結果長時間残業をするはめになることが多いです。

 

月次決算以上に大変なのは、3カ月に1回ある四半期決算や年に1回の年次決算の時です。

本社への報告資料も増えますし、月次決算よりは精度が求められます。これは僕の個人的な感覚ですが、こういう大事な月に限ってイレギュラーな事が起こって対応しなければならなくなります。もういやになります。

 

2.締切日へのプレッシャー

 

 あらゆる仕事には締切があります。しかし経理ほど厳格な締切日に縛られる職種は他に無いと思います。

 大きな会社だと事業所が至る所にあります。一事業所の決算が遅れているからといって決算の全社共通の締切日を延ばす事は許されませんし、締切日を過ぎれば経理システムは伝票入力を受けつけてくれません。

 締切日も細かく設定されていています。第1営業日は売上の締切日、第2営業日は固定資産の締切日と、決算中は常に時間に追い立てられ息つく暇もありません。いつの間にか午前が終わり、気がつけば外が暗くなっていたなんで事は良くある話です。

あ~つらい~

 

3.できて当たり前、誉められない

 

締切がしんどいからと言って、テキトーな経理処理はできません。2年に1回国税庁の税務調査があり。不適切経理が税務調査管に指摘される可能性があります。悪質と判断されれば脱税と認定され、追徴課税が課される恐れがあります。(しかも延滞税という利息つき!)ミスは許されず、正しくできるのが当然とされています。

僕個人としては決算を期日通りに正しく締められたからといって達成感を味わうことはありません。安堵感はありますが・・・

営業屋さんだったら、新規顧客を開拓した!大きな案件を受注した!

製造屋さんだったら新製品を開発した!新技術を開発して生産効率が上がった!とか

他の職種では誰からも理解されるわかりやすい成果を得る機会がありますが、経理は仕事の性質上そのような達成感を感じる事は難しいのではと思います。

 

 4.外に出る機会がない

 

 基本的に経理業務はオフィスにいてパソコンやエクセルと格闘する業務です。

営業さんみたいに得意先へ行ったり、出張したりするわけではありません。毎日同じ人と机を突き合わせて仕事します。正直退屈だと感じている人が多いのではないでしょうか?。

 外に出るとしたらセミナーに参加して知識をアップデートするくらいでしょうか? 

 あと他の人よりも長い時間椅子に座っているので、運動不足になりやすく腰を痛める人が多いです。

 

5.毎年変わる税制や会計基準への対応

 

 税制や会計基準の変更・改定はほぼ毎年起こります。消費税の税率変更とかがいい例かと思います。アンテナを常に張り、自分の知識をアップデートさせておかなければなりません。

 それだけではなく自分の会社、事業所にはどんな影響が出そうか考えて、システムや業務手順の変更が必要な場合は対応しなければなりません。特に他部門も影響する場合は大変です。変更の必要性を説明して動いてもらわなければなりません。会計を知らない人に会計基準が変わるから業務手順を変えてくれと説得するのは思いの他骨が折れます。

 

6.情報収集が大変

 

 正しい経理処理をするためには。数字の裏にある出来事を知らなければなりません。特にイレギュラーな事が起きた時には、それをどう経理処理するか考えなければなりません。そのため他部門の詳しい人に聞いたり、場合によっちゃ製造現場に直接聞きに行くこともあります。

 困るのが人に聞いてもわからない事がけっこう多いんですよね・・・そもそも誰も知らない、わからないとか事実ではなく自分の見解ばっかり述べる人とか・・・専門用語を並べたてて説明した気になっちゃう人とか・・・

 自分が納得できなければ経理処理方法を上司に説明できませんし、時間も限られてますので予め他部門のキーパーソンで説明がうまい人と仲良くしておかないとスムーズに情報を得られません。

 経理=社内営業みたいなイメージですかね。結構気を周りに気を使います。

 

ふう

書いてて暗くなってきました。

次回は逆に経理業務ならではの面白さについて書こうかと思います。

 

以上「経理業務がつらいと感じる訳6選」でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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