ZOZOTOWN「送料自由」 送料払う? 払わない?
人気の通販ファッションサイトのZOZOTOWNがなんかおもしろい事するみたいです。
「10/1よりZOZOTOWNの送料は、お客様に自由に決めていただけるようになりました。お客様のご都合やお気持ちに合わせてご自由に設定ください」との事
今までZOZOTOWNでは購入代金が税込4,999円未満の場合には399円の配送料が発生していました。それが0~3,000円までの間で自分で自由に送料を決められるようです。
これについて考えてみました。
似たようなサービス?
お金を払うか払わないかの自由があり、なおかつその値段を自分が決められるものって意外とあるんですよね。
お賽銭
神社に参拝してお賽銭箱にお金を入れるかどうか? いくらにするかは完全に自由です。
その対価として得られるのは、なんか神様に守られるような気がするみたいな安心感でしょうか?
逆に神社に来て何もお金出さないとなんか後ろめたい気持ちがします。
お賽銭箱に入れる金額ですが、金額は決まってない人がほとんどではないでしょうか?
僕なんかはどっちかというと小銭で重くなったサイフを軽くするために、10円玉以下の小銭を投げ入れている感じです。(ケチですね~)
チップ
欧米諸国ではチップの文化がありますね。ホテルのベルボーイや、レストランのウェイターに払ったりします。人によってはチップのおかげで生活出来ているなんて人もいます。
一応チップ相場がありますが、
いくら払うかもしくは払わないかはその人のサービスの質によりますね。
いくら下さいとは言ってきませんが何か無言の圧力を感じることもしばしば。
なんかその人の顔色みながら払っている感があります。
価格が決められていないサービスに、お金を払うかどうか、金額をいくらにするか考えなきゃいけないのって、面倒臭いです。結局その場の雰囲気に流されて決めている感じがします。
ツケ払いサービス
ZOZOTOWNは他にもユニークなサービスをしています。
2016年11月1日から「ツケ払い」を開始しています。
支払い期限が注文日から最大2ヶ月後となり、ツケ払い最大金額は54.000円
クレジットカード払いでは無く、コンビニや銀行で振込をするようです。
支払が猶予されると心理的にも買い物のハードルが下がります。
利用者は現在100万人にも及ぶらしいです。属性はこんな感じ
※スタートトゥデイのHPより引用
資金繰りがきついのに服を買いたがる人が沢山いるってことですね。
送料払う人っているのかな?
下記データによるとZOZOTOWNの利用者層は10代~30代の女性です。
※株式会社START TODAY 平成29年3月期 通期決算説明会資料より
この年代の女性は貯金も年収も低い傾向にあります。
※総務省統計局データより
またツケ払いサービスを利用しているのもこの年代の女性が中心であることを考えると
この年代の女性がZOZOTOWNで服を買う時に
「送料はお気持ちで」って言われたら「じゃあタダで!」ってなるのではないでしょうか?
深刻な配送ドライバー不足、勤務形態の悲惨さはテレビでよく報道されています。だからと言って、少しでも安く買いたいという欲求が無くなるかというとそうではないと思います。
チップと違って、対面で直にサービスを受ける訳でもないです。パソコンやスマホでクリックするだけで、服を買えますし、送料の金額選択もできるはずです。他人の目や後ろめたさを感じる事もないでしょう。
送料払ったってお布施みたいに何か精神的な安心感を得られるわけではありません。(社会貢献感だったらあるかも)
主要顧客が富裕層だったら、この制度はうまく機能すると思いますが、今のZOZOTOWNのメインターゲット層では難しいのではないでしょうか?
ZOZOTOWNも実証実験として今回のサービスを行うようなので、結果がどうなるか楽しみです。
ちなみに僕だったら・・・・・・
「やっぱりただで!」ってなるかもです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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